高卒の就活

2022.12.27

【高卒・就活】高卒で「公務員」を狙う!ために知っておくべきこととは?

【高卒・就活】高卒で「公務員」を狙う!ために知っておくべきこととは?

目次

「高卒」の肩書で、これから就職活動を始めよう!と考えている方にとって、現在だけでなく、古くから「最も人気のある選択肢」となっているのが「公務員」です。

人気の理由は、やはりその「安定した立場」にあるようですが、その人気とは裏腹に「高卒から公務員を目指す流れ、道のり」に関しては、あまり良く知られていない、というのが現状でしょう。

テーマである「高卒で『公務員』を狙うために知っておくべきこと」を中心に、前述の「高卒から公務員に就くまでの一般的な流れ」はもちろん、より有利に就職活動を行うためのコツ、注意すべき点などのお話を、例を挙げて詳しく解説していきます。

 

まずは「高卒で目指せる公務員」について詳しく知っておこう

 お話を進める上で、まずお話しておきたいのが、実は「一般的に、高卒者が就ける公務員の立場には、ある程度の『制限』のようなものが存在する」という点です。

 

若干回りくどい説明ではありますが、これからご紹介するお話は、正直な所「ルールや法律などで、厳格に定められていることではない」のですが、いわば「暗黙の了解」として、広く知られています。

一体どういうことなのか?と思うかもしれませんが、実は「公務員になるための公務員試験」の場合「国家公務員試験においては、高卒者のほとんどが『一般職(高卒程度)試験』を受けて」おり、もうひとつ「地方公務員試験においては、高卒者の多くが『初級試験』を受けている」のだそうです。

 

では、どうしてこのようなことが起きるのでしょうか?

 

まず「国家公務員」の場合、試験は「総合職・一般職・専門職」の3種類に分かれており、より高度な問題が出題される「総合職」の場合「最低でも大卒程度の学力レベルが求められている」と言われています。

 もちろん、専門的知識や資格のない方の場合、それらが必須となる「専門職試験」も避ける傾向にあり、よって最終的に「一般職試験」に落ち着く、という経緯があります。

 同様に「地方公務員試験」においては、こちらも「初級・中級・上級」の3種類に分かれており、こちらは明確に「中級=短大卒程度」「上級=大卒程度」の学力や知識が必要となります。

 もちろん、特に優れた学力や知識を備えている場合、高卒者は「必ずしも一般職試験・初級試験を受けなければいけない」というルールがない(自治体によっては「高卒者は初級しか受験できない」と定められている場合もある)ため、受験することは可能かもしれませんが、より合格の可能性を考えた場合、これらの試験を受けた方が有利になることは、もはや説明するまでもないでしょう。

 

「国家公務員」と「地方公務員」では、給料や仕事内容も異なる?

 前述したように「公務員」の仕事は「国家公務員」と「地方公務員」の2種類が存在しています。

 

以下は「国家公務員」と「地方公務員」の主な違いです。

 

【国家公務員】

 ・試験は、国の行政機関である「人事院」の管轄となる

 

・主に「総合職・一般職・専門職」の3つに分かれている

 

・高卒の場合、ほとんどが「現場で実務を担当する一般職」を選択する

 

・国の運営に関わる業務を担当している

 

・自衛官なども「国家公務員」にあたる

 

・ほとんどの場合で「地方公務員よりも激務」であるとされており、給与やボーナスも高額になる(傾向がある)

 

【地方公務員】

 ・試験は、各都道府県・市区町村などの管轄となる

 

・主に「初級・中級・上級」の3つに分かれている

(都道府県・市区町村などによって、各呼称が異なる場合も多い)

 

・高卒の場合、ほとんどが「初級」を選択する

 

・窓口業務など「より国民に近い距離」の業務を行う

 

・警察官などは、その管轄によって「国家公務員・地方公務員」いずれも該当する

 

「公務員」の仕事には、さまざまな種類がありますが、突き詰めればそのすべてが「国家公務員と地方公務員のどちらか2種類」となりますので、まずは自分が狙っている「公務員」がどちらに属しているのか?という所から、じっくりと探っていきましょう。

 

高卒から「公務員」への就職活動を成功させるコツ

 続いて、知りたい人もきっと多いはずの「高卒から『公務員』への就職活動を成功させるコツ」について詳しく解説していきましょう。


こちらも、以下にまとめてありますので、まずはご一読ください。

 

高卒から「公務員」への就職活動を成功させるコツ】

 ・自分が目指す「公務員」の種類を絞り込む

 

・試験に対しては、無謀な挑戦を避け「合格率重視」で臨む

 

・実際の「試験」までは、何よりも「試験優先」できる熱意を持つ

 

・業務によっては「国民からのクレーム」であったり「国家運営に関わるプレッシャー」などにさらされることになるため、ある程度「覚悟を決めて職に就く」気概が必要

 

・逆に、もし「自分には向いていない」という気持ちが強くなってきたのであれば「潔く撤退できるだけの勇気」も必要

 

ここで紹介した他にもさまざまな「コツ」があるのですが、実際に「高卒から公務員に就いた方」のお話によると「コツよりも『公務員になりたい』という気持ちや熱意がないと厳しい」という意見もあるようですので、まずは参考にしてみてください。

 

 実際に「公務員」を目指す前に、注意するべきこととは?

 

最後は「実際に『公務員』を目指す前に、注意すべきこと」について、解説していきます。

 

・公務員は「副業」が固く禁じられていることに注意

 

民間企業の場合、近年では「副業」に対して、柔軟な姿勢を示している所も多くなっていますが、ご存知の方も多いように「公務員は副業禁止」という明確なルールがあります。

 

もちろん「例外」は、法律が改正されることでもない限り、絶対に認められないと考えられますので、あらかじめ肝に銘じておきましょう。

 

・「公務員試験」において、大卒の人と枠を争うことはほとんどない

 

前述した通り、どんな方でも「公務員」になるには、必ず「公務員試験」を受けなければいけませんが、この「公務員試験」には、それぞれ「難易度」が設定されています。

 

そのため、高卒の方の受験がほとんどとなっている「一般公務員試験」または「初級公務員試験」では、基本的に「大卒の方が受験することが非常に少ない」という状況になっているため、競争になることも少ないと考えられるのです。

 

なおかつ、これら「一般職・初級」の場合であったとしても、基本的に「公務員」は「高卒の方の就職先として、給与などの条件面で非常に優れている」ため、事前の準備さえしっかりしておけば、かなり「余裕」を感じつつ就職活動が行えるという「破格の就職先」だと言えるでしょう。


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今回は「高卒で公務員を狙う」ために知っておきたいことや、成功させるためのコツ、注意すべき点などについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

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ログキャリ編集部

記事を書いた人

ログキャリ編集部

株式会社ログシーが運営する『ログキャリ』編集チームです。

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